新日本プロレスの鷹木信悟(43)が、27日神戸大会で米国・AEWのクラウディオ・カスタニョーリ(45)と激突することが9日に決定的となった。「デスライダーズ」の一員として暴れまわる大物とのシングルに臨む鷹木は、「Unbound Co.(UC)」で共闘するタッグパートナーのドリラ・モロニーとともにAEW勢一掃を予告。来年1月4日東京ドーム大会での〝兄弟対決〟を見据えた。

 鷹木は7月に「AEW COLLISION」(カリフォルニア州サンノゼ)のタッグ戦でカスタニョーリにピンフォール負け。「ダニエル・ガルシアだかマルシアだか知らねえが、乱入もあったしすげえ後味の悪い遠征だったよ」と振り返りつつ、G1クライマックス後にシングルでの雪辱戦を訴えていた。

 そしてこの日の後楽園大会でカスタニョーリがVTRで登場し、対戦要求が受諾された。鷹木は「お前も偉大なレジェンドだよな。WWEのタイトルも取った。お前ほどの背が高くて怪力を見ると、倒したくて倒したくて仕方ねえんだよ」と早くも腕をぶす。

 神戸決戦では盟友のモロニーも、AEW所属のゲイブ・キッドが保持するIWGP GLOBALヘビー級王座挑戦が決まっている。これまで対AEWでは苦戦が続いてきた鷹木だが「最後のシングルで負けたままの(ウィル)オスプレイ、連敗してるオカダ(カズチカ)、同じく連敗してる(ジョン)モクスリー…。彼らにやり返したいって気持ちは常に持ってるけど、AEWに都合よく使われる気はないから。しっかり蹴散らして、新日本でUCここにありって戦いを見せたいのが一番かな」と、モロニーとともに外敵排除を誓った。

 AEWを〝踏み台〟として扱う鷹木が描くのが、モロニーとの同門対決だ。「去年の1・4で負けてからシングルタイトルを取れてないしね。クラウディオに勝ったとしてもすぐに誰かと王座戦ってわけにはいかないかもしれないけど、モロニーとは仲間でもありライバルでもあるから。彼がゲイブから取ったあかつきには、兄弟対決を目指しても面白いよね」と目を輝かせる。

「酒の席で『シンゴと(東京)ドームでやりたい』って話をしてくれたこともあったしね。俺としては今年もワールドタッグリーグ(11月21日、藤沢で開幕)はモロニーと出るつもりだけど、俺たちにしかできない戦いもあると思う」。我道驀進のドラゴンはホームリングでリベンジを果たし、新たな野望に突き進むことができるのか――。