新日本プロレスのIWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(29=AEW)が、まさかの〝サナエシート〟設置を予告した。真夏の祭典「G1クライマックス」22日長岡大会のBブロック公式戦ではNEVER無差別級王者のウルフアロン(30)との王者対決を制し3勝目(不戦勝1)。開幕前の記者会見で高市早苗首相に異例メッセージを送り物議を醸した男の、次なる要求とは――。

 金メダリスト相手に柔道着を持参して登場するなどどこまでも挑発的な態度を取り続けたゲイブは、ウルフの逆三角絞めも急所攻撃で脱出するなどやりたい放題。ドリル・ア・ホールパイルドライバーで3カウントを奪うとGLOBAL王座を誇示して「これが本物の金メダルだ。お前はまだ俺のレベルに達してない。本物の前では何の価値もない。俺は最強。そういうことだ」と豪語した。

 傍若無人な言動は本紙の取材でも変わらない。「俺は史上最高の選手だ。ライオンマークにも社長にもツバを吐き、どの会場に入っても聞こえてくるのは『ゲイブゥゥゥ』という声(ブーイング)ばかり。これほど伝説的な人物が過去にいただろうか?」と自画自賛。「この会社は1年間、比喩的に言えば俺の顔にツバを吐き続けてきた。そして今に至るまで、誰一人として立ち向かう度胸のあるヤツはいなかった」と外敵として古巣に痛烈な言葉を連発した。

 開幕直前の記者会見では日本政府にまで流れ弾が…。高市首相に対して「この国はかつてとてもいい国だった。俺が来日した8年前はとても強く、世界をリードする国だった。でも今はどうだ。外国人にこびて何もできないような国になっちまった」とメッセージを送ったことが、リング外でも大きな反響を呼んだ。

 これにゲイブは「日本のオタク連中からメッセージが殺到したよ。『日本から出ていけ』『くそったれ』とな。思いつきで放った一言がこれほどまでにネガティブな反応を呼ぶなんて、俺にとっては最高に笑えるよ。お前ら醜い母親の乳でも吸ってろ。俺は最高だ、神様ありがとう!」と高笑い。「新日本の未来も、日本に関わるどんなことにも興味はない。円は世界で最も弱い通貨の一つだし、出生率は過去最低だ。その上、お前らのプロレスラーはみんな弱すぎる」と罵詈雑言を並べた。

 もはやこの男は誰にも止められない。「そうは言っても、高市クンには伝えたいことがある」と再び口を開くと「来年1月4日の東京ドームで、俺がタイトルを防衛する姿を見に来てほしい。俺の言葉が弱くないこと、そして弱いのはお前の国が生み出す連中だけだということを証明してやるからさ。最前列のチケットを用意してやるよ」とまさかの招待状を送り付けてしまった。

 すげぇチケット出すらしいじゃん…などと言ってる場合ではない。唯我独尊のGLOBAL王者は、今まさに日本全体を敵に回そうとしている。