新日本プロレス3日の福岡国際センター大会で、NEVER無差別級王者の成田蓮(28)がボルチン・オレッグ(32)の挑戦を退け初防衛に成功した。

 極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」を率いる王者が、レスリングエリートを拷問の館に引きずり込んだ。金丸義信、ディック東郷を介入させて数的優位を築いたものの、2人が排除されるとパワーボムからアルゼンチンバックブリーカーに捕獲されてしまう。この窮地に駆けつけたSHOはウルフアロンによって退場させられるなど、なかなか思い通りの試合運びができない。

 さらに地獄の断頭台をキャッチされた成田は、その場式カミカゼからバーディクトを決められ絶体絶命。それでもロープをつかんで九死に一生を得ると、雪崩式カミカゼだけは許さない。コーナーを駆け上がって雪崩式の飛び付き腕ひしぎ十字固めに捕獲した。

 ロープに逃れられると左腕への地獄の断頭台で追い打ち。腕固めから腕ひしぎ十字固めへと移行する。これを強引に持ち上げようとしたボルチンに背後から東郷が急所攻撃を加え、極悪非道なギブアップを奪った。

 試合後のリング上では2月大阪大会でベルトを強奪したウルフアロンから挑戦表明を受けた。「ボルチンよ、残念だったな。俺に挑戦したことを後悔しろ、ドゥラーク(ロシア語でバカ野郎の意)。それからウルフよ、テメーも懲りねえな。2月に俺に完膚なきまでに叩きのめされて、挑戦させろだ? ふざけろ。テメーは何度挑戦しても俺に負けるんだよ。ざまあみろ」と不敵に言い放った成田が、ウルフを返り討ちにするのか――。