全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」決勝トーナメント戦(17日、大田区)を前に、ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者・菊田円(26)がファンへ〝悪夢〟を届ける思惑を明かした。

 激闘続きのリーグ戦を制し、菊田はBブロックを2位通過。準決勝で潮崎豪と激突し、これに勝てば斉藤レイ vs 鈴木秀樹の勝者と同日中の決勝戦となる。8日行われた会見では「全日本プロレスを潰す。以上だ」と不遜に言い放った。

 ドラゲーマットの最高峰王者として王道に殴り込んだ菊田は、優勝まであと1歩。取材に対し「別にドラゴンゲートを背負ってなんかねえよ。この(ドリームゲート王座)ベルトを持ってきたのも、ただ俺のものだからだ。家のカギと一緒だな。菊田円にベルト以上の価値があるんだよ」と憎まれ口を叩いた。

ドリームゲートのベルトを掲げる菊田円(手前)。左から潮崎豪、斉藤レイ、鈴木秀樹
ドリームゲートのベルトを掲げる菊田円(手前)。左から潮崎豪、斉藤レイ、鈴木秀樹

 公式戦ではザイオンとの両者リングアウト負けを除き、鈴木秀樹と青柳優馬に敗北。「青柳優馬とは去年勝って今年負けて1勝1敗。また戦う運命だろ。もちろん、鈴木秀樹とはやり足りない。CCの決勝で当たるのもまた運命だ」と決勝戦の相手に指名した。

 どこまでも〝悪童〟を貫く菊田の原動力は何か。「俺は人が楽しみにしてるものを壊すのが快感なんだよ。全日本のファンが見たいと思ってるものなんか、見せる気はないからな。見たいもの、欲しいもの、ファンが抱く感情を全てぶち壊してやる」とニヤリ。

「お前らが見たいのは菊田円の優勝〝以外〟だろ。だから俺が優勝するんだよ。もし俺が勝ったら8割、いや10割のファンが発狂する。それを見て俺はあざ笑いたいんだ」と黒い野望を口にした。

 優勝後を見据え「トロフィーの上に座って、ドリームゲートのベルトを掲げてやるよ」と菊田はほくそ笑む。会場は阿鼻叫喚に包まれてしまうのか。