WWEの〝明日の女帝〟アスカが、〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイに強烈な先制パンチをくらわせた。

〝海賊王女〟カイリ・セインとのコンビ「カブキ・ウォリアーズ」でイヨ&リア・リプリーと抗争を続けてきた。リアはWWE女子王者となってスマックダウンに移籍し、イヨはシングルプレーヤーに戻ったが、アスカも長年の相棒カイリが大量解雇に巻き込まれWWEを去った。一人になっても先週のロウでイヨを襲い、大きなダメージを負わせた。

 これによりPLE「バックラッシュ」(9日=日本時間10日、フロリダ州タンパ)で、ついにアスカvsイヨの遺恨決着戦が決定。4日(同5日)のロウ(ネブラスカ州オマハ)では、アスカとイヨのフェイスオフが流された。ロウのアダム・ピアースGMの仲介で、2人は向かい合って座っている。イヨは「アスカ、いや、アスカさん、私はこの争いをずっと避けてきた。あなたも知っているでしょ。あなたは、あなたが言う通り、私の先輩です。そして師匠です」と日本語でいい、アスカを尊敬し愛しているという。

 続けて「あなたが私に過去、どんな仕打ちをしてこようとも、私は今もあなたを心からリスペクトしています。私はこの戦いを望んでいなかった。ましてや、こんなふうになるなんて…」と胸中を語り、アスカが変わったと指摘した。女帝は「変わってへん」と反論するものの「私が憧れていたアスカはもういない」とし、「もう戦わねばならない」と言い切った。

 これにアスカは不満げな表情で、「ワシの知ってる、教えたイヨはもう、ここにはおらへんということやな。お前、誰やねん? ワシが教えたイヨはどこにおんねん? 無礼やのう、お前は誰やねん! わかるか、この屈辱を!」と言って声を荒らげる。続けて「イヨとは決別じゃ。バックラッシュでサヨナラ」と告げた。イヨが「わかった。私がアスカを止める」と女帝撃破を宣言した。

 アスカは頭を振ってからイヨに顔を近づけると、いきなり毒霧を噴射。顔をブルーに染め上げられたイヨは悲鳴を上げ、錯乱状態となった。ピアースGMが慌てて中に入るも、女帝の卑劣な戦略が見事にはまった。

 いずれにせよ、日本を代表する女子スーパースター同士のPLE決戦は、後戻りできないほど遺恨が深まっている。2人の間に入っていたカイリがいない今、果たして決着の行方は――。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。