米国・WWEで〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟イヨ・スカイが、〝明日の女帝〟アスカの介入により女子インターコンチネンタル(IC)王座取りに失敗した。
先週のロウでは盟友リア・リプリーとのタッグ「リヨ」で、アスカ&カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズに快勝したが、WWE女子王者のリアはスマックダウンに移籍。カイリは大量解雇の渦に巻き込まれ、WWEを退団した。リング内外で女子トップ戦線の大きな流れが起きる中、27日(日本時間28日)のロウ(テキサス州ラレド)では、イヨが動いた。
祭典「レッスルマニア42」でAJリーから女子IC王座を奪還したベッキー・リンチが、リング上でオープンチャレンジを宣言した。そこに現れのがイヨだ。「イヨ! イヨ!」の大チャントを浴びながら、挑戦者に名乗り出た。王者は「私はマーティ・ジャナッティじゃなく、ショーン・マイケルズと戦いたいわ」と、「リヨ」を1980年代後半の米マットで活躍した名タッグ「ザ・ロッカーズ」のチーム内格差になぞられ、イヨを見下した。
怒りのイヨはベッキーに平手打ち。蹴りを入れて場外に叩き落とした。そこにアダム・ピアーズGMが登場し、王者ベッキー vs イヨの女子IC王座戦を正式に決定した。王座戦はゴング前から場外乱闘になり、イヨが圧倒する。ゴングが鳴ると、実力者同士の激しい攻防に。イヨは大声援に押され、ミサイルキック、ダブルニーの得意技連発から、サンセットフリップパワーボムで場外の床に王者を叩きつけた。ただ王者もしぶとく、ディスアーマー(腕固め)を決めて譲らない。
ラレドの観衆が熱狂する大激闘になり、イヨは場外へのムーンサルト弾を放って、ベッキーを追い込んだ。続けて左足のシューズを脱ぎ、エプロンから得意のスワンダイブ式攻撃に出ようとしたところで、怨敵アスカが乱入。レフェリーの死角をつきイヨの左足を払ってエプロンに打ちつけた。不意打ちでダメージを負ったイヨは、王者のマンハンドルスラムで3カウントを奪われた。
名勝負を台なしにする女帝の介入で、IC王座奪取ならず。アスカはリングに入り、バズソーキックからアスカロック。イヨがタップしても技を解かず、逸女を痛めつけた。一方で観衆からは、解雇されたカイリの復帰を求める「We want Kairi!(カイリを出せ!)」の大チャントが起きた。
イヨとアスカの遺恨の深まりを受け、次回PLE「バックラッシュ」(5月9日=同10日、フロリダ州タンパ)でイヨ vs アスカの遺恨決着戦が発表された。女帝は動画でイヨにメッセージ。逸女が背を向けたことは自分に責任があると思っていたが「問題はお前やったということや。恩知らず。自分勝手。お前はワシの最大の失敗作じゃ」と罵倒した。
続けて「今、ワシらは2人とも独りぼっちや」と、カイリ退団にも触れた上で「お前が家族を潰したんや、今お前を潰すのを止めんのはもう何もあらへんのじゃ、ボケッ!」とイヨ粉砕を予告した。ユニット「ダメージCTRL」から続く2人の因縁。史上初とされる和製スーパースター同士のPLE対決に注目が集まる。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














