米国・WWEの〝美しき狂気〟ジュリアが、ティファニー・ストラットンに完敗を喫し、女子US王座から陥落した。
今年1月2日のスマックダウンで、チェルシー・グリーンから同王座を奪還。相棒キアナ・ジェームズの手を借りながらもベルトを死守してきた。先週のスマックダウンでは元WWE女子王者のティファニーがジョーダン・グレイスとの挑戦者決定戦を制し、王座戦に駒を進めてきたが、ジュリアは3月27日のスマックダウンでティファニーとノンタイトル戦で一騎打ちし、丸め込みで勝利している。
24日(日本時間25日)のスマックダウン(テキサス州フォートワース)では、一度破っている相手だけに「今夜も私が勝つ。プレッシャーはないし、あるのは怒りだけ」と言って祭典に出場できなかった怒りを、代理人を兼ねるキアナにぶつけた。
ゴングが鳴ると、体操出身のティファニーは、序盤から高い身体能力を武器に猛攻。ジュリアはネックブリーカーで反撃すると、必殺技プリティエストムーンサルトエバーを狙うティファニーを突き飛ばし、ドロップキックを放つ。さらに場外で断崖式ネックブリーカーをくらわせ、ペースを引き戻した。
快調に攻めていたが、カウンターのフェースバスターを浴びて失速する。観衆は「レッツゴー、ティファニー!」のチャントで挑戦者への声援一色。それでも王者は、豪快な雪崩式人間風車で叩きつけて譲らない。すぐさまティファニーの反撃を浴びるも、場外からキアナがティファニーの足を引っ張り介入する。怒りのティファニーがキアナの髪をつかむと、ジュリアはここぞとばかりに突進するが、ティファニーにかわされ、相棒に痛恨の誤爆だ。
続けてローリングセントーンからプリティエストムーンサルトエバーを決められるが、ジュリアはカウンターのメキシカンストレッチで見事に捕獲する。大チャンスにアリベデルチから、ノーザンライトボムの形で持ち上げた。ところが体勢が崩れてしまい、必殺技が決まらない。アラバマスラムからプリティエストムーンサルトエバーで一気に圧殺され、ティファニーに3カウントとUS王座を奪われた。
2度目の王座陥落にジュリアはぼう然とした表情。この日は同僚の〝海賊王女〟カイリ・セインが解雇されたことが明らかになったが、ジュリアがベルトを失ったことでで日本人選手のタイトルホルダーはゼロに。出場者「0」だった祭典「レッスルマニア42」に続き、和製スーパースターの苦境が続いている。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて中継された。














