〝海賊王女〟カイリ・セインが米国・WWEから解雇されたことが判明し、波紋が広がっている。

 米メディア「ファイトフルセレクト」はカイリに加え、ゾーイ・スターク、アリスター・ブラック、ゼリーナ・ベガ、クリス・セイビン&アレックス・シェリー、ワイアット・シックス(アンクル・ハウディー、エリック・ローワン、ニッキー・クロス、デクスター・ルミス、ジョー・ゲイシー)、アルバ・ファイアら計24人がリリースされたとみられると伝えた。

 世界最大団体では祭典「レッスルマニア」後、選手の入れ替えとコストカットのため大量解雇が行われてきたが、WWEユニバース(ファン)を驚かせたのは、カイリの名前が挙がったことだ。すでに公式ホームページの所属選手一覧の「現在のスーパースター」から「カイリ・セイン」の名前は消えており、退団したことは間違いない。

 カイリは18、19日の「レッスルマニア42」こそ出場できなかったものの、〝明日の女帝〟アスカとの名タッグ「カブキ・ウォリアーズ」で活躍。2017年から21年まで在籍した後、23年11月から復帰し、昨年11月にはカブキ・ウォリアーズで3度目となるWWE女子タッグ王座を獲得した。

 さらに最近はアスカのパワハラに苦しむカイリのため、先輩のイヨ・スカイが救出に乗り出していた。先週のロウではそのイヨを一騎打ちで破っており、今週のロウではアスカとのタッグでイヨ&リア・リプリーの「リヨ」と対戦したばかりだった。それだけにSNS上では「言葉を失った。間違いだと言ってください」「彼女はいつも心と魂を込めて何事にも取り組んでいた。シングル王座挑戦のチャンスと一緒にすべてが与えられるべきだったのに…」「毎週テレビに出ているのに、意味がわからない」と、WWEの決定に疑問の声ばかりが上がった。

 一方、昨年6月に解雇されたベテランのRトゥルースは、WWEユニバース(ファン)から「We want Truth!(トゥルースを出せ!)」の会場のチャントと、SNS上でも復帰を求める声が続出したため、WWEも再契約し何とわずか6日後に電撃復帰した。現在はダミアン・プリーストとのコンビでWWEタッグ王者に君臨している。

 それだけに、Xでは「WWEユニバースよ、カイリ・セインのためにRトゥルースにしたことをしよう We want Kairi!!」「私たちはTKOによる不当解雇を撤回し、カイリ・セインを復帰させるタグを開始しました」なとど、〝カイリ復帰運動〟も始まっている。果たして、世界中のファンの声は、大量解雇を主導したとされるWWEの親会社・TKOに届くだろうか。