米国・AEWのPPV「AEW REDEPTION」(カナダ・モントリオール)が26日(日本時間27日)に放送され、AEW世界王者のケニー・オメガ(42)が、TNT王者ケビン・ナイトの挑戦を退け、メガイベント「ALL IN LONDON」(8月30日=同31日、英ロンドン・ウェンブリースタジアム)に駒を進めた。
8日の「DYNAMITE」でMLFを破り、同王座を4年8か月ぶりに奪回した。「ALL IN」でオーエン・ハート杯覇者ウィル・オスプレイの挑戦を受けるが、その前にナイトが立ちはだかった。悪の「ドン・キャリス・ファミリー」入りし、勢いを加速させて前回「DYNAMITE」ではケニーを血だるまKOしていた。
ゴング前からナイトは手首のテーピングを外して、ケニーの首を絞める。世界王者は怒りの猛攻に出るが、ナイトの勢いは止められない。序盤から母国カナダのファンは「ケニー! ケニー!」の大チャント。背中を押されたケニーはリバースフランケン、Vトリガー、エプロンでのスナップ式ドラゴンスープレックスと得意技をさく裂させる。
さらに場外の実況席上でドラゴンスープレックス。テーブルクラッシュとはならずも、ナイトに大ダメージを与えた。TNT王者はカウンターのDDTから反撃。それでもケニーは場外に飛んできたナイトにカウンターのスーパーキックだ。サンセットフリップパワーボムからシットダウンパワーボム、Vトリガーで追い詰める。
ナイトは驚異のコーストトゥコースト式ドロップキックから、世界とTNTの2本のベルトを巧みに使ってレフェリーの目を盗み、TNTベルトに裏投げで叩きつける。だが、ケニーはカウント2で執念のクリア。フロッグスプラッシュを両ヒザ立てで迎撃すると、ジャンビングニーから片翼の天使でマットに沈めて3カウントを奪った。
ベルトを守ったケニーは、オスプレイの母国にある〝サッカーの聖地〟ウェンブリースタジアムで、〝エアリアル・アサシン〟との王座戦が正式決定した。ところがオスプレイと共闘する、ジョン・モクスリー率いる極悪軍「デスライダーズ」がリングに乱入して、ケニーの襲撃に出た。ヤングバックス(マット&ニック・ジャクソン)が救出に入るが、返り討ちにあい王者は極悪軍の集団暴行にさらされる。
ここでオスプレイがリングインし、ケニーを救う。モクスリーはビニール袋を渡して攻撃を指示するも、オスプレイは応じず意を決し、デスライダーズを蹴散らした。極悪軍は退散し、ケニーはオスプレイとがっちり握手。聖地決戦での健闘を誓ったが…世界王者はリングに散らかるビニール袋に疑念を持ち、オスプレイに片翼の天使を決めてしまった。
不意をつかれたオスプレイは苦々しげな表情。ケニーとオスプレイのスーパーマッチは極悪デスライダーズも絡み、混とんとしてきた。












