東京女子プロレスでプリンセス・オブ・プリンセス王者の荒井優希(28)が、次期挑戦者の鈴芽への思いを明かした。

 10月3日大田区大会のV5戦で鈴芽を迎え撃つ。17日の調印式では、中学時代からアイドルとして活動する姿にジェラシーとも受け取れる発言が鈴芽からあった。会見後、取材に応じた荒井は「タイトルが絡むと、みんな私のことを『輝いてる』とか言ってくれるのが不思議で。私からしたら鈴芽さんの方が輝いてる」と率直に語った。

 鈴芽について「自分で自分の研究をして、輝き方や見せ方を知ってる人」と評した上で「私は、ファンの人の応援やベースの部分があっての輝きで。鈴芽さんがすごくうらやましい」と羨望のまなざしだ。

 とはいえ、アイドル時代にも自己プロデュース能力は問われていたのではないか。SKE48時代を「私がいたグループは衣装もダンスもみんながおそろいで、みんなに合わせることがベストなんです。輪を乱さないことが大人から見ても一番かわいいんです。10年間、波風立てずにやってきて〝いい子〟にまとまってた」と回想。「プロレスを始めて好きなコスチュームを着れるってなった時に、何が着たいってすぐに答えられなかった」と〝自我〟を見失っていたという。

荒井優希(左)に嫉妬する鈴芽
荒井優希(左)に嫉妬する鈴芽

 自らがアイドル活動を経て得られなかったものを持つ鈴芽に対し「バックボーンが真逆くらい違う。けど、ここで出会えたことが全てだし、東京女子のリングで勝ちたいと思ってる気持ちは一緒だと思う」と胸の内を吐露。正反対の2人の戦いを「東京女子のメインで戦っているのは私たちだと自信を持って、最高をぶつけ合いますよ」と激闘を予告した。

「防衛を重ねて、白いベルト(プリンセス・オブ・プリンセス王座)=荒井だと定着させます」と防衛を誓った荒井。ないものねだり同士の戦いに注目が集まる。