新日本プロレスの真壁刀義(53)が、IWGPタッグ王座(現王者はHENARE&グレート―O―カーン)戦線出撃に秘める思いを明かした。
真壁は19日の北海道・室蘭大会で矢野通と組みYuto―Ice&OSKARの「ノックアウト・ブラザーズ(K.O.B)」との次期挑戦者決定戦に臨む。勝てば2019年4月以来となる同王座挑戦が決まる。本紙の取材に「K.O.Bが良いか悪いかと言ったら、良いに決まってんだよ。それは誰が見ても分かる。でも俺も何かしねえといけねえと思ってて、このまま静かにモノを言わねえで引退なんて、そんなつまらねえ話はねえだろ。選手である以上は冠欲しいからよ」と腕をぶした。
今年に入り棚橋弘至、天山広吉と同じ時代を戦ったレスラーたちの引退が相次いだ。だからこそ王座戦線への再浮上で健在をアピールしたいという。「長らく戦ってきた仲間だから悲しい部分はあるよ。でも、いち選手としてオンになったら『だからなんだよ』って思ってる。だってそいつらを引きずり降ろして、俺も今の立ち位置があるわけだから」と豪語した。
前哨戦では実に20年前に結成されたかつての極悪軍団「GBH」流のラフファイトを展開。「俺たちがあそこで業界全体、新日本全体に反旗を翻して、それで今がある。ここでアクション起こさないで、そのまましぼんでいくつもりはねえって。新日本ってそんなヤツの集まりだから。それを見せないといけない」と、その意図を明かした。
CHAOSとの分裂後も2人でGBHを貫いてきた本間朋晃が、来年7月の引退を表明したことも真壁の背中を押している。「『見たろ、お前もこれで終わりじゃねえからな』って思わせてえよな。体が最低限動くなら、それを見せればいいじゃんって。(引退を)一つの区切りとしてワンステップ上がればいいでしょって俺は思うからさ。だから俺様がリングで生きざま見せてやるよ」。最後の花道を控える盟友にゲキを飛ばすためにも、ベテランが最前線に躍り出る。












