米国・WWEで「カブキ・ウォリアーズ」の〝明日の女帝〟アスカと〝海賊女王〟カイリ・セインはどうなるのか。プロレスの祭典「レッスルマニア42」(4月18、19日=日本時間19、20日、ネバダ州ラスベガス)へ向け、不穏なムードが漂っている。
昨年11月にWWE女子タッグ王座を奪取。カブキ・ウォリアーズとしては3度目の戴冠を果たしたが、1月5日に宿敵イヨ・スカイ&リア・リプリーの「リヨ」に同王座を奪われた。アスカは祭典出場につながる試合にことごとく敗れ、現在まで同大会の出場が決まっていない。このため制御不能ぶりはますます際立っており、カイリへのパワハラ行為も激しさを増している。
23日(同24日)のロウ(マサチューセッツ州ボストン)でカブキ・ウォリアーズは、同じく祭典出場を狙うベイリー&ライラ・ヴァルキュリアと激突。序盤からアスカはカイリとの連係がうまくいかず「邪魔じゃ、ボケ!」と相棒を突き飛ばした。
それでもカイリはけなげにアスカに従って鮮やかな波状攻撃を決め、会場に掲示されたレッスルマニアのロゴを指さした。ところがカイリがコーナーに飛ばしたベイリーが、アスカを攻撃。女帝は場外に突き落とされ「何やってんや!」と再び相棒を叱った。
こうしたいびつな関係を、実力者コンビが見逃すわけがない。場外でベイリーにテーブル葬をくらいそうになった女帝を、カイリが足を引っ張って救出するも、何が気にくわないのかアスカはまたも相棒に詰め寄った。ここでライラが場外でもめる2人にドロップキックを発射。リングに投げ入れられたカイリはナイトウイングで叩きつけられ、3カウントを奪われた。
この勝利によりベイリー&ライラは次回ロウでWWE女子王者ナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンドへの挑戦が決定しただけに、アスカの怒りは収まらない。バックステージで「お前のせいで負けたんや!」と怒鳴り散らした。カイリがアスカをなだめようとすると「来んじゃねえ! 来んじゃねえ!」と日本語で叫びながら去った。
カイリがぼう然としていると、スターダム時代の先輩でWWEではユニット「ダメージCTRL」の仲間だったイヨが「大丈夫?」と声をかけた。さらに「確かに私たちはもめてたけど、あんたはこんな扱いを受けるべきじゃない」と、女帝のパワハラ行為に苦しむカイリに救いの手を差し伸べた。ここで再び女帝の「カイリ~~!」の叫び声が聞こえ、カイリはイヨの忠告に答えず、苦悶の表情で去っていった。
さらにラケル・ロドリゲスが現れ、イヨに一騎打ちを要求。逸女もこれに応じてニューヨークの聖地マジソンスクエア・ガーデン開催となる次回ロウで、イヨvsラケルの遺恨決着戦が決まった。WWEユニバース(ファン)からはSNSでカイリの〝反抗〟を期待する声も上がる中、イヨもカブキ・ウォリアーズのトラブルに関わることになるのか? 祭典まで1か月を切り、気になるところだ。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。














