【The Ranking~気になるモノを徹底調査】アップタウンの黒潮TOKYOジャパン(33)が、入場シーンが好きな選手トップ3を選んだ。
黒潮と言えば、福山雅治の名曲「HELLO」がフルコーラス流れるまでリングに入らない入場が代名詞。そんな男が「ちょっと普通すぎちゃうんですけど…」と恐縮しながら第3位に挙げたのが、西口プロレスのザ・シロート・カブキという普通からかけ離れたチョイスだった。「昔、TAJIRIさんがやってたクズプロで見たのかな。傘持ってカブキさんの曲で入場してくるんですけど、リングに入りそうで全然入らないんですよ。この取材を受けるまですっかり忘れてたんですけど、俺の入場ってもしかしたら、あれからインスパイアされてるのかもしれないです」
2位には邪道・大仁田厚がランクインした。1999年4月の新日本プロレス東京ドーム大会で行われたノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ(vs蝶野正洋)では、ゴミが投げ込まれる中、タバコを吸いながら不敵に入場。蝶野は蝶野でハマーに乗って登場し、伝説の名シーンとなった。
黒潮は「あんな入場してみたいっすもん。意味わからなくないですか? かっこよすぎて。どういうこと?って子供心に衝撃を受けました。第0試合だったんですけど、その後の本戦が全然頭に入ってこなかったですもん」と振り返る。
そして1位はマグナムTOKYOだ。入場曲「TOKYO GO」で踊りながら入場する姿は画期的で、多くのファンを魅了した。女性客が次々とコスチュームのタイツに〝おひねり〟を差し込むシーンはあまりにも有名。黒潮は「マグナムさんはヤバいっすね。まずカッコイイ。それから長い。信じられないですよね。踊って入るなんて、まずなかったじゃないですか。僕もあれをやりたいなって考えてた時期があって、コスチュームにおカネを入れてくれるサクラを用意しようか迷ってたんですけど、さすがにハレンチなのでやめました」と苦笑しつつ理由を明かした。
余談だが、黒潮が入場曲として最後まで「HELLO」と迷っていたのが、嵐の名曲「WISH」だったという。「WISHだったらスキップしながらリングに入りそうで入らない…ていうのをやろうと思ってたんですけど。ギリギリで『嵐の曲でスキップしてる自分は、やっぱ気持ち悪いな』って」。
結果的に「HELLO」での入場はファンから絶大な支持を集め、2019年12月には福山本人との共演まで実現。「WWEに行く前だったので、福山さんから『米国でも使ってよ』と言ってもらって。結局WWEでは使えなかったんですけど、できたら使いたかったですね。日本に帰って来てリングネームが変わっても、結局『イケメン』コールだったし、お客さんも言いやすいんでしょうね」と笑う黒潮は、今日も観客を焦らしに焦らしてリングに向かう。















