米国・WWEの〝美しき狂気〟ジュリアが、元代理人兼タッグパートナーに怒りの制裁だ。
女子US王者だった昨年7月から、キアナ・ジェームズを代理人に迎えた。キアナとはリングでタッグも組むようになったが、4月の祭典「レッスルマニア42」の出場を逃すと、キアナの手腕に疑念を抱くようになる。2人の間にすき間風が吹く中、先週スマックダウンの「クイーン・オブ・ザ・リング」トーナメントの第1ラウンドでキアナは、ジュリアとの仲たがいが影響して敗退。試合後は乱闘に発展し、コンビは決裂していた。
12日(日本時間13日)のスマックダウン(ロードアイランド州プロビデンス)では、バックステージでキアナがキャシー・ケリーのインタビューを受け、「裏切られた」とジュリアを非難する。友人でもあるクライアントのために人生をささげジュリアに尽くし、試合を手配してチャンピオンに導いたが、一度だけ助けを求めたときには全く役に立たなかったなどと主張した。
ここにジュリアが現れて、キアナと対峙する。「契約に関する英語が必要だっただけで、お前に試合の助けを求めていたわけじゃない」ときっぱり。英語力に劣るため、キアナにはタッグパートナーではなく、あくまで代理人としてのサポートを求めていたという。これにキアナが「あんたより目立ったから」と反論するも、「おかげで私の英語も上達したよ。だからこの言葉を送る」と言うなり、キアナの左頬に右手でビンタをぶちかました。
完全決別を伝える平手打ちをくらったキアナは、大きく吹っ飛んだ。ジュリアとキャシーはすぐさまその場を立ち去ると、キアナは憤怒の表情。決裂から一気に遺恨抗争が始まるムードとなった。
これに先立ち放送されたWWE番組「メインイベント」枠で、ジュリアはジョーディン・グレイスと対戦。セコンドにはキアナの姿はなく、欧州の観衆も「レッツゴー・ジュリア!」のチャントで声援を送る。ジュリアは張り手合戦を制し、ドロップキック、ミサイルキックを打ち込んだ。
ジョーディンも得意のパワー殺法で反撃するが、ジュリアは雪崩式人間風車で叩きつける。試合はジャパニーズスタイルの熱戦となり、最後はジュリアが一瞬の隙を突いてアリベデルチ(ランニングニー)から、ノーザンライトボムで3カウントを奪った。試合後も悪態をつくことなく、倒れたままのジョーディンとグータッチを交わした。
キアナと離れて悪党から正統派に転向した元US王者は、どんな活躍を見せるのか。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。













