米国・WWEの〝美しき狂気〟ジュリアと、代理人で相棒キアナ・ジェームズとの関係が悪化の一途だ。

 4月の祭典「レッスルマニア42」に出場できなかったことでジュリアと、団体との交渉を担うキアナの間がギクシャクし始めた。女子US王座から陥落したジュリアは再戦を求めたが、新王者ティファニー・ストラットンはキアナを挑戦者に指名。先週スマックダウンの王座戦でキアナは、セコンドのジュリアに足を引っ張られる形で敗れており、2人が無言でにらみ合う場面もあった。

 15日(日本時間16日)のスマックダウン(サウスカロライナ州コロンビア)ではジュリア&キアナが、女子タッグ王者ブリー・ベラ&ペイジとノンタイトル戦で激突。WWE殿堂者でAEWブライアン・ダニエルソン(ダニエル・ブライアン)の妻ブリーは双子の姉ニッキーが左脚を負傷したため、AEWから復帰したペイジと新コンビを結成し、祭典でベルトを奪っていた。

 だがゴングが鳴ると、ジュリアは初対戦となるペイジに強烈な蹴りを見舞い、ブレーンバスターで投げ飛ばす。ジュリアが攻め込まれれば、相棒のキアナがエプロンのペイジの足を払うアシストで好連係を見せる。さらに2人がかりでペイジを攻撃してローンバトルに追い込むも、ジュリアがコーナーでの攻防からサンセットフリップ式パワーボムをくらってしまう。

ベテランコンビ相手に奮闘したジュリア(左)だったが…(©AbemaTV, Inc.)
ベテランコンビ相手に奮闘したジュリア(左)だったが…(©AbemaTV, Inc.)

 これを機に逆転され、ブリーからキックの連打をキアナと交互に浴びた。それでもブリーに、キアナのコードブレイカーからジュリアのノーザンライトボム。これはペイジにカットされ3カウントを奪えず、キアナが捕獲したブリーにジュリアがとどめの一撃を放とうとした。

 そこにキアナの正面からペイジが突っ込んできた。キアナはとっさにタックルをかわし、ペイジを放り投げる。これでジュリアはペイジとぶつかり場外に転落。慌てたキアナはブリーにスーパーキックからスタンディング式ムーンサルト弾を決めるも、ブリーにヒザを立てられ迎撃される。最後はペイジのランペイジDDTでフォール負けを喫した。

 キアナのミスであっけなく敗戦。場外のジュリアは、苦々しい表情で相棒をにらみつけた。これには現地中継で解説のウェイド・バレットが「ジュリアとキアナの間で誤解が生じた。ロッカールームで話し合い解決する必要がある」と指摘したが…。バックステージでは、インタビューを受けているUS王者ティファニーの背後で、ジュリアとキアナが激しい口論を繰り広げた。

ティファニー(手前左)の背後でも大モメのジュリア(奥左)とキアナ(©AbemaTV, Inc.)
ティファニー(手前左)の背後でも大モメのジュリア(奥左)とキアナ(©AbemaTV, Inc.)

 2人の不仲は隠しようもない事実。解散まであとは時間の問題なのだろうか?

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。