新生ゼロワンで伝統のシングルリーグ戦「火祭り2026」(13日、東京・新木場1stRING)が開幕。2連覇を狙う〝伝説の不死鳥〟ハヤブサは、〝××スタイル〟を卒業した中嶋勝彦(38)を撃破して快勝発進した。

 2月からゼロワンに参戦する中嶋には、3月20日新木場大会の初一騎打ちで、屈辱のフォール負けを喫した。「火祭り」の開会式で開会宣言を放った前年覇者は、中嶋への雪辱を狙って序盤からスリリングな攻防を展開する。場外戦ではキャリアに勝る中嶋から鉄柱に打ちつけられて圧倒されるも、得意のスピンキックからの空中殺法で逆襲した。

 15分をめどに壮絶なミドルキックの打ち合いとなり、互いに全く引かない。それでもキックではハヤブサの上を行く中嶋は、ロープ際で喉元に容赦ないキック4連発を浴びせる。さらに各種キックの雨を降らせ、不死鳥を防戦一方に追い込む。だが、ハヤブサは強烈なサッカーボールキックをくらっても3カウントだけは、執念で許さない。とどめのバーティカルスパイクを空中でかわして、リバースフランケンシュタイナーで打ちつけた。

得意のファイヤーバードスプラッシュも繰り出したハヤブサ(上=©博文社)
得意のファイヤーバードスプラッシュも繰り出したハヤブサ(上=©博文社)

 これで息を吹き返したハヤブサは、ダブルアーム式のライガーボムからファイヤーバードスプラッシュの猛攻で一気にラッシュ。最後は右腕をロックして抱え上げる、初公開のリストクラッチ式変型ファルコンアローで突き刺し、19分43秒、リベンジの3カウントを奪取。ゼロワンマットで連勝街道を突っ走ってきた中嶋を、ついに止めてみせた。

 ハヤブサはマイクを握り「中嶋勝彦、ありがとう。でも、まだ1勝1敗。次は決着戦。火祭り優勝して、世界ヘビー級のベルトを取ったらまたやろう!」と、早くもタイトルをかけての決着戦をぶち上げた。

 もちろん「優勝するのはこのハヤブサだ」と堂々の「火祭り」連覇宣言。昨年秋から黒星が続き低迷していた不死鳥が、「ほぼ体の一部」となった火祭り刀の死守へ大きな1勝を挙げた。