新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」29日大阪大会のAブロック公式戦で、大岩陵平(27)がSANADA(38)から3勝目を挙げた。
鍛え上げた両腕が、G1公式戦では〝異例〟の決着をもたらした。リングの内外で何度も執ようにヘッドロックを仕掛けていった大岩は、THE GRIP(ローリングラリアート)を阻止されるとでデッドフォールを狙われる。これを切り抜けるとヘッドロック、さらにはネックロックと一点集中攻撃で試合の主導権を渡さない。
レッグスルージャーマンを着地され、後頭部へのシャイニングウィザードを浴びたものの、オコーナークラッチには行かせずにまたしてもヘッドロックに捕獲する。ニークラッシャーを浴びてもその腕を放さず、バックドロップで投げられても執念でヘッドロックの体勢を保ち続ける。SANADAが再度狙ったバックドロップもこらえてそのまま締め上げ続け、ついにギブアップを奪った。
バックステージでは「俺のヘッドロック、いや俺のこの腕で繰り出す〝ビッグロック〟でしっかりG1でもギブアップ取ってみせた。G1の公式戦でヘッドロックでギブアップ取ったの初めてじゃないですか? …知らないですけど、調べてないんで。僕の記憶ではないから」とニヤリ。「これもプロフェッショナルレスリングの一つだ。相手が首痛めてたら、とことん首狙います」と勝ち誇りつつ「パワーとテクニック、おいしいとこ合体させて、俺の理想のプロレスラーに、このG1中で必ずなります」とさらなる進化を誓っていた。












