5―2と快勝した3日の中日戦(バンテリン)で、阪神の先発・ジェレミー・ビーズリー投手(27)が6回途中まで4安打1失点の好投で来日初勝利を飾った。

 中継ぎ要員として来日した今季は、6月以降は先発に転向。191センチの長身から投げ下ろす150キロ台の直球に加え、二軍調整中に磨いてきた曲がりの大きいスライダーとカットボール、チェンジアップを織り交ぜつつ、敵打線から5回までに8奪三振の力投を見せ、試合後には岡田彰布監督(65)からも「巨人のときも東京ドームな、これはもうビーズリーでいかんとな」と次週、巨人3連戦先発のお墨付きももらうなど、チャンスをモノにした格好だ。

 助っ人右腕にとってWの喜びとなったのが、夫人が1日に神戸市内で第1子の長男を出産したこと。〝パパ〟になった助っ人右腕は並々ならぬ意気込みのこの日の舞台に臨んでいた。

 試合後は、来日初勝利のウイニングボールを手に「とてもよかったですし、早く息子に会いたいです。大切な一日だったので、こういう日に皆さんの前でいいピッチングをできたのはすごくよかった。(初勝利のボールは)息子にすぐ渡したい」とニッコリ。チームは明日以降、関東に遠征となるが、助っ人右腕は〝お土産〟を手に週末は一時帰阪し、愛する息子に会いにいくつもりだ。