〝規格外の怪物〟マックス・ジ・インペイラーが、またも東京女子プロレスのビッグマッチを恐怖のどん底に陥れた。

 8日の東京・大田区総合体育館大会では3WAYタッグマッチで原宿ぽむを従え、アジャコング&らく、中島翔子&ハイパーミサヲと対戦。コール時には大量の紙テープが飛ばされ、意外な人気ぶりを発揮したインペイラーだったが、その紙テープをムシャムシャと食べてしまう始末だ。

 注目はインペイラーとアジャの日米怪獣対決だ。2人は昨年10月の東京ドームシティホール大会の6人タッグ戦で初遭遇。場外で激しい攻防を展開するなど遺恨が生じていた。

中島翔子(左から2人目)とハイパーミサヲ(右から2人目)をサンドするマックス・ジ・インペイラー(左)とアジャコング
中島翔子(左から2人目)とハイパーミサヲ(右から2人目)をサンドするマックス・ジ・インペイラー(左)とアジャコング

 この日も先発でにらみ合ったインペイラーとアジャだが、ミサヲのスプレー缶噴射攻撃で邪魔されてしまう。これでインペイラーはスイッチオン。ラリアートで中島とミサヲを吹っ飛ばすや、パートナーの原宿を抱えて上げて中島とミサヲに投げつける。もはや制御不能だ。

 6分過ぎにはついにアジャと1対1の状況に。激しい肉弾戦を展開し、ラリアートの相打ちは3度にも及んだ。直後にはインペイラーとアジャがミサヲのアイアムヒーロー(ダイビングクロスボディー)をキャッチ。中島&ミサヲにサンドイッチ攻撃を決める場面もあった。

 一瞬、2人の心が通じ合ったかに見えたが、そんなことはなかった。試合は中島が原宿を沈めて勝利。パートナーが敗れ、アジャとの対戦も不完全燃焼に終わったインペイラーは「ウガガガガッ! アジャー! アジャー!」と大荒れだった。バックステージではテーブルをひっくり返し、スタッフ7人がかりで控室へ連行された。