ノア4日の東京・両国国技館大会で、GHCヘビー級王者のジェイク・リー(34)が丸藤正道(43)を退け、2度目の防衛に成功した。
2人の戦いはまさに激闘だった。〝方舟の天才〟と呼ばれる丸藤を相手に果敢に立ち向かった王者だったが、逆水平チョップやフロントハイキックで攻め込まれ、あっという間にペースに奪われてしまう。
その後も得意のビッグブーツを避けられ、雪崩式の不知火を浴びせられるピンチを迎えた。さらに丸藤必殺の虎王をくらうも、立ち上がったジェイクは強烈なヒザ蹴りで反撃。これが顔面に命中し、ふらつく丸藤にバックドロップをさく裂させた。ようやく流れをつかむと、華麗なジャイアントキリング(ニーリフト)を決め、串刺しフロントハイキックをズバリ。逆転の3カウントを奪った。
試合後、マイクを持ったジェイクは「おい! あんたは腐ってねえよ。お客さんをあおるために言ったかもしれないけど、もう『腐っても』とか言うんじゃねえよ」と呼びかけた。リングを去る丸藤を見送ると「そうだな、清宮海斗と触れ合って未来を感じて、中嶋勝彦と触れ合って強さを感じて、丸藤正道と触れ合って歴史を感じた。さあ次はどうしようかな」と次の挑戦者が現れるのを期待した。
ところが…誰も名乗りを上げる気配がなく「出てこねえじゃねえかよ!」と絶叫。それでも真摯な王者は集まった観客に感謝を述べ「さあここから、もっともっともっと盛り上がるぞ。なぜ断言できるか? 今ベルトを、そしてかじを取っているのが俺だからだ」とベルトを掲げ大会を締めた。
バックステージに現れたジェイクは新日本プロレス、全日本プロレス、ノアの合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」(6月9日、東京・両国国技館)について問われると「俺はまだノアを語れるほどノアを知っているわけじゃない。でもこのベルトを今、肩にかけているんだ。もちろん『ノアってすげえんだぜ』っていうものを見せつけますよ」と王者の風格を見せつけた。
外敵王者はどこまで政権を守っていけるか、注目が集まる。












