〝プロレスリングマスター〟武藤敬司(60)の引退試合(21日、東京ドーム)の対戦相手を務めた新日本プロレスの内藤哲也(40)が、一夜明けた22日の新日本高松大会に出場した。
東京ドーム決戦で内藤はデスティーノをさく裂させ、かつて憧れた武藤を介錯。プロレス史に残る大一番を制した。しかしオクパード(※忙しい)な男に休息はない。この日は四国へ飛び、ルチャの祭典「ファンタスティカマニア」開幕戦となる高松大会に出場した。
ティタン、高橋ヒロム、BUSHIと組んでソベラーノJr.、田口隆祐、マスター・ワト、藤田晃生組と対戦。コーナーミサイルキックを決めたかと思えば、田口がかぶっていたツタンカーメンのお面を奪うなど制御不能のファイトでチームの勝利に貢献した。
ちなみに内藤は武藤戦後のコメントブースで「かなり多くの報道陣の方がいらっしゃいますけど、皆さま、明日の高松大会も来るんですよね? ちゃんと顔を一人ずつ覚えておきますからね」と〝どう喝〟していた。しかし、この日のコメントブースに来たメディアは新日本プロレス公式サイト、新日本プロレスワールド、ワールドプロレスリングの〝身内3媒体〟と本紙のみ…。なんとも寂しい状況にも「昨日は東京ドームで、今日は高松市総合体育館。確かに全然注目度は違うよ。だって昨日、あんなにたくさんの報道陣の方がいたのに、今日いるのは新日本オフィシャルと新日本プロレスワールドと、そしていつもヒマな東京スポーツの記者のみ。でも俺にとって大切な試合であることに変わりはないのでね。今日も目いっぱい楽しみましたよ」と、少人数を相手に熱弁をふるった。
「ではいつもヒマな東京スポーツの記者、あとでどこかご飯でも食べに行きます? せっかく香川県まで来たんですから、うどんでも一緒に食べましょうよ。ヒマな時間に電話してくださいよ。まあ、俺の携帯はあなたからの着信は拒否設定にしてあるけどね。カブロン!」と悪態をつきながら会場をあとに。感動の武藤引退試合から一夜明け、すっかり平常運転に戻っていた。












