女子プロレス「スターダム」のワンダー王座戦(19日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)は王者の上谷沙弥(25)が元WWE戦士・KAIRI(34)を退け、11度目の防衛に成功した。

 序盤から右腕に集中攻撃を浴びせた王者だったが、ヘッドロックで捕まり場外へ連れ出され、勢いよくコーナーポストに顔面をぶつけらた。思わぬ攻撃に倒れこんでいると、上からパイプ椅子を重ねられる。そこにエプロンからダイビングエルボードロップを見舞われ、追い打ちをかけられてしまう。

 それでも王者は立ち上がり、意地のドロップキックを決め、スワンダイブ式プランチャを敢行。主導権を握ろうとするが、米国で戦ってきたKAIRIを仕留めることは容易ではない。

 試合時間が残り2分となり、怒とうの攻め込みで得意のファイヤーバードを発射するも、直後にKAIRIに腕十字で捕まってしまう。王者は必死に切り返しをはかったが、ここで30分時間切れとなり、ドローという結果になった。

 ルール上、王座防衛となった上谷は「11度目の防衛に成功しました」と絶叫し「今、この腰に白いベルトを巻いてるのはこの私。そして、KAIRIを上回ったのはこの私。この白いベルトの絶対王者はこの私です」と笑顔を見せた。

 さらに「これからも華麗に不死鳥は飛び回り続ける。そして誰がなんと言おうと私がスターダムだ!」と自信に満ちた表情で宣言した。