ウエアの〝二刀流〟を続ける渋野日向子 米ツアー参戦実現ならどうなる?

2021年10月10日 07時00分

アディダスのウエアで出場した渋野
アディダスのウエアで出場した渋野

【取材の裏側 現場ノート】ふと知人に聞かれたことがある。女子ゴルフの人気選手・渋野日向子(22=サントリー)は、なぜ「アディダス」と「ビームスゴルフ」のウエアを着用しているのかと。トッププロで2つのブランドを使い分ける選手は世界を見渡しても渋野くらいしかいないのだから疑問を持ってもおかしくはない。

 渋野と言えば、2019年8月の「AIG全英女子オープン」優勝時にパターを突き上げて喜びを表現したシーンで着ていたウエアは「ビームスゴルフ」だったこともあり、そのイメージは強い。同年5月の「ワールドレディスサロンパス杯」優勝後に契約を結んでプレーしてきた。その後、4月の海外メジャー「ANAインスピレーション」で「アディダス」姿を初お披露目。ついに〝くら替え〟したのかと思いきや、併用という斬新な選択をしていた。

 使い分けについては〝謎〟だったが、先週の「日本女子オープン」中に本人は、こう説明していた。「私の着たいように着ているんですけど、1週間はちゃんとビームス、アディダスとその試合はこれを着ると通して着ています。海外、国内は関係ないです。(3月下旬から)3か月、米国へ行ってる時はアディダスだったんですけど、8月の全英(女子オープン)ではビームスを着ていたり、ほぼほぼ気分で決めています」

 アディダスはスポーティーなデザインが多く、ビームスはファッション要素を取り入れた個性的なデザインのウエアが多い。どちらも渋野のイメージにマッチしているが、今後も併用しながらツアーを戦っていくのだろうか。あるツアー関係者は「お金だけのことを考えたらアディダスとの契約なのだろうけど、ビームスも気に入っているみたいだし、着用を続けていくのでは」と予測した。

 渋野は、来季からの米ツアー参戦を目指して12月の最終予選会に挑む。受かることが前提だが、米ツアー本格参戦でどんなプレーを見せるのかとともに、ウエアの〝二刀流〟を貫くのかも注目していきたい。(ゴルフ担当・森下 久)

関連タグ:

ピックアップ