陸上女子1万メートルで日本歴代3位の記録を持つ不破聖衣来(三井住友海上)が今後の展望を明かした。

 日体大の長距離競技会(25日、神奈川・横浜健志台キャンパス)では5000メートルに出場し、16分3秒70で5位だった。2週間前に同会の同種目に出場したばかりだが、この日は練習の一環として参戦。「前回のレースをベースに、もうちょっとラストだけでもラップが上がればと思ったけど、最初から安藤選手がいいペースでレースをつくってくださった。その流れで後ろにはつけなかったけど、うまく利用させてもらえて、いい刺激は入った」と一定の手応えを口にした。

 次戦はアジア大会(9月、愛知・名古屋)1万メートル代表選考会を兼ねた木南記念(5月10日、大阪・ヤンマースタジアム長居)に出場予定。アジア大会の代表入りは「今の状態的には現実的でない」と冷静に分析する一方で、1万メートル日本選手権(12月、東京)の参加標準記録(32分11秒00)の突破を目指す構え。「一つの目標にしていて、そこを早いうちに切っておきたい」と語った。

 1500メートル&5000メートル日本記録保持者の田中希実(豊田自動織機)ら国内の有力選手が多く参戦予定の一戦は「本当にメンバーが豪華で、何か本当におこがましいというか、一緒に走るのはすごい楽しみ。経験としてもいいレースにできたら」とにっこり。今季中のマラソンデビューを見据える不破は、一歩ずつ階段を駆け上がっている。