【プロ野球大将 共存共栄の大将:広島東洋カープ】人騒がせな新型コロナウイルスの影響から、今年は取材する側、される側の双方にとって難しいシーズンになった。感染リスク回避だけを考えるなら、メディアも含めた“部外者”を遮断すればいい。しかし球団広報発の“大本営発表”だけに頼った記事では面白みに欠け、深みもない。そんな中でファンの関心が薄れることを最も心配していたのが12球団で唯一、親会社を持たない独立採算制のカープだった。
メディアに対して「運命共同体」とのスタンスで、他球団が総じて球場への立ち入りを禁止していた自主練習期間も一定のルールを設けた上で選手への取材を可能とし、限定的ながらファンも球場に招待した。今オフは主力選手の契約更改交渉を最大1日2人までに設定し、毎日のように記事が作れる日程を組んでいる。これはネタ枯れのオフにはありがたい配慮。コンスタントな記事掲載は球団にとっても大きなメリットになっている。












