快音が止まらない。ブルージェイズの岡本和真内野手(30)は「3番・三塁」で出場した敵地パドレス戦で22号3ランを放ち、2018年に大谷翔平投手(32)がエンゼルスで樹立した日本選手の1年目最多記録に並んだ。

 2―2で同点の5回二死一、二塁の場面で2番手右腕・ブリトの投じた152キロシンカーを左中間へ放り込んだ。満塁弾を放った8日(同9日)のジャイアンツ戦に続く2試合連続アーチで、この一発が決勝打となりチームは5―3で勝利した。

 レギュラーシーズン162試合の94試合目で早くも大谷の記録に並んだ岡本は試合後、「皆さんもご存じの通り、彼は唯一無二の存在(ユニコーン)です。その記録に並べたことは、もちろん素晴らしいことです。彼のレベルに近づけるよう、これからも頑張りたいと思います」と現地メディアに語った。

 一方、大リーグ公式サイトは「岡本が大谷の新人記録に並ぶ――まだオールスター前なのに」と速報し「大谷と同じ文脈で名前が語られること自体、極めて特別なことだ。ましてや、まだオールスター・ブレーク(球宴休暇)にも達していない時期に大谷の新人記録に並ぶとは…。ブルージェイズにとって全体としては期待外れのシーズンとなっている中、最も輝くスターである岡本にとって、なんて偉業なんだ」と脱帽。さらに「やがてこの記録は岡本の単独記録となるだろう。そして、後に続くすべての日本人ルーキーにとっての新たな指標を打ち立てるのは、彼自身になるかもしれない。ライバルとなるのは、同じくルーキーで現在20本塁打を放っているホワイトソックスの村上宗隆だ。村上は5月29日から戦列を離れていたが、金曜日に故障者リスト(IL)から復帰した。先週30歳になった岡本は、ブルージェイズの期待を上回る活躍を見せている」と続けた。