ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が10日(日本時間11日)のアスレチックス戦に「2番・一塁」で戦列復帰するとともに、オールスター戦の前日(13日=日本時間14日)に行われる本塁打競争に出場すると発表された。
右太もも裏の肉離れから42日ぶりのカムバックとなった村上は第4打席で右翼線を破る適時二塁打を放ち、一塁守備でもライン際のライナーを横っ飛びで好捕。動きにセーブをかけながらもさっそく存在感を示した。シカゴのファンを喜ばせたのは復活だけでなく驚きの知らせだった。負傷者リスト入りに伴い、オールスター(14日=同15日)には選出されていなかったが、スラッガーにだけ許されるホームランダービーへの出場が試合前に電撃発表された。
日本選手では2021年の大谷(当時エンゼルス)以来、2人目の栄誉でメジャー1年目から強打者として認められた格好。米老舗誌「スポーツ・イラストレイテッド」のホワイトソックス電子版は「爆弾投下!」と歓喜し「(昨オフに)多くの球団が村上に低額なオファーしか出さなかった背景には、MLBの球速には対応できないだろうという懸念があった。しかし、それは大きな間違いだった」と勝ち誇った。
一方で故障再発への懸念は拭えない。本塁打競争は肉体的な負担を軽減させるため、昨年までの時間制から今年はスイング数制に変更される。1回戦は8選手が20スイングで柵越えの数を競うなど、選手側のコンディションに配慮したものとなるが、米メディア「クラッチ・ポインツ」は太もも裏の肉離れについて「軟部組織のケガは長引くことがある」と指摘。「ホワイトソックスは村上に対して引き続き慎重な姿勢を崩さないだろう」とも伝えている。
喜びと心配が交錯する夢舞台。誰もが無事の帰還を願っている。












