東京女子プロレスの高見汐珠(19)が、インターナショナル王座奪取へ意気込みを語った。

 11月8日後楽園大会で、鈴芽の同王座に挑戦する。24日の前哨戦では、鈴芽から直接勝利を奪い、ベルト奪取へ弾みをつけた。試合後に取材に応じた高見は、現王者を「やっぱり強い」としながらも「前までは雲の上の存在だった。今日も勝つ気持ちで戦っていたけど、いざ勝った自分にビックリしてます」と笑顔を見せた。

王者・鈴芽(左)を締め上げる高見汐珠
王者・鈴芽(左)を締め上げる高見汐珠

 高見の強みは、鈴芽も認めるほどの勢いと行動力だ。アイドルグループ「アップアップガールズ(プロレス)」のメンバーとしても活動し「例えば、アイドルイベントの楽屋で他のアイドルさんが『メイク落としがない』って言ってるのを盗み聞いて渡しに行ったり、イスが無い時は探しに行ったり。人見知りはするんですけど、勢いで誰にでも話しかけにいける」とエピソードを披露。「自分でもビックリするくらいの勢いが出る時があるから、それを武器に鈴芽さんを超えられるって信じてます」と拳を握った。

 石川県出身の高見は、18日の「がんばろう七尾!能登!能登元気女子プロレス」に出場し、メインイベンターを務めるなど躍動した。ベルト奪取のあかつきには、とある目標があるという。「実は、おばあちゃんは私のプロレスを観に来てくれたことがなくて。孫がやってるのが怖いって…。けど、ベルトを巻いて凱旋すれば、私の強さがおばあちゃんにも伝わると思うし、安心して観に来てくれるはず」と熱っぽく語る。

 頂点の証しを手土産に故郷へ。祖母に勇姿を届けるために、ベルト取りへ全力を注ぐ。