新日本プロレス「スーパージュニアタッグリーグ(SJTL)」が24日、埼玉・熊谷大会で開幕。Aブロック公式戦でミスティコ(CMLL)、安田優虎(27)組がマスター・ワト(29)、KUUKAI組に敗れ、黒星発進となった。

 当初エントリーされていたIWGPジュニアタッグ王者のミスティコ&エル・デスペラードは、デスペラードが脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの併発により開幕直前に全戦欠場が決定。ミスティコのパートナーが、ヤングライオンの安田に変更となっていた。

 メキシコが世界に誇るエストレージャのパートナーという大抜擢となった安田は、これ以上ないチャンスに奮闘を見せた。KUUKAIにショットガンドロップキックをさく裂させると、ワトにミスティコがスパニッシュフライを決めたところにブルーサンダーで追撃。さらにワトを逆エビ固めに捕獲し、ギブアップを迫っていく。

超絶合体式「デスヌカドーラオラシオン」に沈んだ安田優虎(上)
超絶合体式「デスヌカドーラオラシオン」に沈んだ安田優虎(上)

 しかし、ワトとKUUKAIにダブルのキックを決められ、反撃を許す。ワトのレシエンテメンテは何とかミスティコのカットが間に合ったが、最後は合体式通天閣ジャーマン「デスヌカドーラオラシオン」でついに力尽きた。

 敗れはしたものの熱闘を繰り広げた安田には、会場から大きな声援が送られた。「自分は何をやっても皆に先を越されて、チャンスなんてつかめずに、皆どんどん先に行って悔しい時間を誰よりも過ごしたけど、その時間はこうしていつ来るか分からないチャンスのために準備してたんだよ。人生かけてこのチャンスつかんでやる」と、残り公式戦への思いを明かした。

 また、ミスティコも「若い才能をこの手でサポートしよう。彼は次のスーパースターの座を狙っている。今夜から彼の育ての親となる」と安田のサポートを約束。無念の欠場となった盟友には「デスぺ、早い回復を祈っている。ここにお前の仲間がいるぞ。最高の友人が来ているぞ。何があろうとお前の味方だ」と呼びかけていた。