米国・AEWのケニー・オメガ(42)が、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者・辻陽太(33)の〝弱点〟を指摘した。新日本の11月3日広島大会では辻、ボルチン・オレッグとのノンタイトル3WAY戦が決定。勝利に絶対的自信をのぞかせるケニーは、来年1月4日東京ドーム大会での王座挑戦と、自身のIWGP返り咲きが団体にとっていかに有益か主張した。
ケニーは12日の両国大会に電撃登場し、王者を急襲。辻、そしてもう一人の挑戦者候補ボルチンとの挑戦権をかけた3WAY戦を提案し、翌13日に正式発表された。
取材に応じたケニーは「3WAYに関しては俺が一番詳しいし、大きいアドバンテージがある。作戦通りだ」とご満悦。「辻はまだローカルな王者だから、この試合形式で俺に負けることで世界を知る勉強になるだろう。ボルチンはレスリングが強すぎて戦うのが怖いくらいなんだけど、やはり経験が不足している。彼にとっても、いい勉強になってほしい」と、実力差を強調するかのような発言を連発した。
ケニーは自身が勝利した場合の王座挑戦を要求しており、辻も直接決着を条件に受諾している。「日本は俺のセカンドホームだから、新日本のファンの前でベルトを取りたい。そしてそれは最大の舞台こそふさわしい。だから、もちろんドームを目指すよ」と年間最大興行での王座戦を狙う。
ケニーは辻に対して「ファイヤーブラスターを筆頭に、彼は他の人のマネをするのではなく、自分だけの技を作るのが好きそうで、そこは俺も尊敬してる」と高評価。両国での大岩陵平との王座戦も「とてもいい試合だった」と認めている。
しかし、その一方で「俺の時代はオカダ(カズチカ)が強すぎて、ベルトを取るにはすごく強いオールラウンダーになるしかなかった。でも、今のIWGP王者はほとんど弱点が分かりやすい。辻も強い部分はとても強いけど、経験が足りない。俺には彼が世界の舞台で失敗することにビビっているように見えるし、だから俺の挑戦から逃げているんじゃないか」とバッサリ。「それを素直に認めることができない点も、彼の弱いところだ。彼は今、世界のトップ選手たちのマネをしているだけ」と痛烈な言葉を浴びせた。
さらに、ケニーは世界的知名度を誇る自身がベルトを巻くことが、新日本のためだとも豪語する。
「辻を倒したい選手は多いのかもしれないけど、彼に憧れたり尊敬している選手は、少ないように両国を見ていて感じた。みんな、何となく自分の順番を待っているだけのように見える。でも、俺が王者になれば、簡単に勝てないとみんな分かるはずだから、モチベーションも高まって、もっと練習を頑張れる。辻は今、みんなの一歩前にいるだけ。俺は背中も見えないような王者になりたい」
どこまでも不敵に格の違いをアピールしたケニーが、広島で有言実行を果たす。













