新日本プロレスのIWGPタッグ王者Yuto―Ice(29)が、「ユナイテッド・エンパイア(UE)」への〝内政干渉〟の真意を明かした。OSKARとのコンビ「ノックアウト・ブラザーズ(K.O.B)」は、11月3日広島大会でウィル・オスプレイ(AEW)&カラム・ニューマンとのV2戦が決定。対立するオスプレイとカラムを組ませ、わざわざ敵対ユニットのお家騒動に首を突っ込む理由とは――。
K.O.Bは12日両国大会でジェフ・コブと組んでオスプレイ&HENARE&グレート―O―カーンを破り、NEVER無差別級6人タッグ王座を奪取。試合後のリング上でオスプレイからIWGPタッグ挑戦を要求された。取材に対し「オスプレイがこのベルトを欲しいって言ってきたのは、単純にうれしかったね。実際に戦ってすごいレスラーだし、やっぱりカネになるなと思ったけど、そこからどれだけ引っ張れるのかが大事だし、あとは俺次第」と振り返った。
オスプレイのパートナーには、あえてUE内で対立が深まっている現リーダーのカラムを指名した。かねて「UEが変わるチャンスを与えてやる」と豪語していたIceだが、自身は無関係のUE内の問題にあえて口出ししたのはなぜなのか。
「俺は大勢で動いた方がカネも動くと思っとるんで、UEも一番カネになる状態でいてほしい。でも、今のままだとAEWに全部持っていかれる気がしてならないし、AEWが新日本でできたUEを使ってカネもうけするのも想像したらムカつくし。解散するのか、もっと良くなるのかは知らないけど、俺らとの試合をキッカケに今の中途半端な状態はぶっ壊してやりたい」と明かした。
カラムとオスプレイの不和が表面化したのは今年1月大田区大会で、すでに9か月も火種がくすぶった状態が続いている。Iceは「オスプレイが『オーカーンとは連絡取り合ってる』みたいなこと言ってたのに、オーカーンは『UEはどうでもいい』って言ったりとか。メンバー間で発言と行動に一貫性がなくて統制が取れてないし、機能してねえなって」とバッサリ。
「実際、今のUEに乗れてるお客さんっていないと思うし。今の状態が続くくらいなら、新しい何かができる方がカネになると思っとる」と、帝国の存在意義にまで疑問符を突きつけた。
「別にエンパイアのためじゃなく、全部、俺の欲のためだけどな。今の状態のカラムとオスプレイが組んだら注目されるっていうのもあるし。俺が全部を利用して、プロレスハイを生み出してやろうかなと」。
風雲急を告げる広島決戦の結果が、今後の団体の勢力図を占うことになりそうだ。













