中日は3日の広島戦(バンテリン)に2―5で敗れて借金「19」。5位・広島と2ゲーム差となり、14年ぶりのクライマックスシリーズ進出どころか2年ぶりの最下位が現実味を帯びてきた。
石川昂の9号2ランで3回に先制したものの、勝利にはつながらず。井上一樹監督(55)も「あれ(石川昂の先制弾)でチーム的にも乗っていきたいところでしたけど…。2点もらったというところで、もっと大胆にいける(金丸)夢斗がいても良かったのかなと思う」と先制アーチを生かせなかった敗戦にガックリ。4回に2本の適時打を浴びて逆転を許し、6回3失点で10敗目(5勝)を喫した先発の金丸夢斗投手(23)は「情けないの一言です…」と肩を落とした。
この3連戦で毎試合の4本塁打を記録した中日はチーム本塁打数が103となり、2017年以来9年ぶりに3桁の大台に乗せた。これは佐藤輝(34本塁打)、森下(31本塁打)という2門の強力な大砲を擁する阪神(108本塁打)に迫るリーグ2位。貧打、得点力不足がずっとチームの課題だっただけに、今季からバンテリンドームにホームランウイングが導入されたことで、長打力不足は大幅に改善されたと言っていいだろう。
それだけに球団内からは「本塁打数がリーグトップになるかもしれないのになぜ(チームは)最下位なんですかね」と「?」マークが噴出。チーム得点(410)もリーグ3位と健闘しているだけに、なおさら借金「19」の〝ドベ〟に沈むチーム状況に誰もが歯がゆさを感じている。
中日の残りゲームは19試合。ホームランや得点をいかにチームの勝利に結びつけるかが課題となりそうだ。












