第108回全国高校野球選手権大会の第9日第1試合は健大高崎(群馬)が東海大甲府(山梨)を1―0と下し、11年ぶりに3回戦に進出した。
〝二刀流〟佐藤(3年)が勝利をもたらした。相手先発の籾山(2年)を打ちあぐねたが、5回に一死一、二塁のチャンスを作ると先発投手で「4番・DH」に座る佐藤が右前適時打を放って先制点を上げた。この1点を自らが守った。走者を背負いながらも決定打を与えず、6回を6安打無失点に抑え、7回から北田(2年)、石垣(2年)に繋いで〝零封リレー〟を完成させた。
甲子園初先発で好投し、打撃でも初安打が決勝打となった佐藤は「前の試合で足を引っ張ったので今日は絶対に自分が(試合を)引っ張る気持ちだった。ピンチは何度も作られたけど、そこで引かずに投げられたので満足です。コースに投げて抑える気持ちでやった」と投球を振り返り、殊勲打については「ここで打たなきゃ流れが来ないと思ったので強気で打席に立った。来た球を振り切る気持ちだった」と胸を張った。
青柳監督も「佐藤は4~5点取られると思っていたけど、丁寧に良く投げた。(打撃は)結果が出なくて悩んでいたから1本出てよかった。東海大甲府さんは素晴らしいので、0点というのは本当に奇跡的ですね。夏は負けてたんで、次も粘り強く守りたい」と次戦の佐野日大(栃木)との〝隣県対決〟を見据えていた。












