最速164キロを誇るパイレーツの怪物、ポール・スキーンズ投手(24)に異変が生じている。メジャー2年目の昨季、サイ・ヤング賞に輝いた最高峰右腕は今季、9勝11敗と負けが先行し、防御率3・88と苦戦。11日(日本時間12日)の敵地マーリンズ戦では最速が96・5マイル(約155・3キロ)にとどまり、5回65球を投げて失点2(自責1)でマウンドを降りている。スキーンズや球団は故障を否定しているが、米メディアからは「明らかにおかしい」という声が上がっている。
「LWOS」は平均球速がデビューイヤーの2024年は98・8マイル(約159キロ)、昨季が98・2マイル(約158キロ)、今季が96・8マイル(約155・8キロ)と年々低下していることを指摘。腕の角度も昨季の23度から今季は26度へ高くなっており、リリースのタイミングや下半身の使い方など投球フォームや動作にも違いがあり「それらの要素を総合すると、かつてのような『爆発的な勢い』でボールが手から放たれなくなった理由について、ある程度納得のいく説明がつく」とした。
さらに「少なくともピッツバーグ側が公表している情報に基づけば、スキーンズは医学的な意味で『壊れて』いるわけではない。ドン・ケリー監督はエースの負傷を示唆しておらず、スキーンズ自身も体調に問題はないと繰り返し主張している。しかし、野球のプレーという観点で見れば壊れているにように見え、明らかに何か不調をきたしている」と指摘。「酷使の前に修正を。パイレーツは『シャットダウン』(登板停止)を検討すべきだ」と球団にエースの休養を要請した。












