第108回全国高校野球選手権大会の第8日(12日・甲子園)第3試合で優勝候補の神村学園(鹿児島)は佐野日大(栃木)に1―3と敗れ2回戦敗退。2年ぶりの16強入りはならなかった。

 先発の松永(2年)が0―0の3回二死一塁からけん制悪送球で得点圏に走者を進めると、二死一、三塁から2番・桜岡(3年)に2点適時三塁打を浴びて先制点を献上。ここで小田監督は交代を告げ、プロ注目のエース・龍頭(3年)を登板させた。

 二死三塁からマウンドを託された龍頭はピンチを切り抜け4回から8回までスコアボードに「0」を並べ続けた。1点ビハインドの9回に先頭・小和田(3年)の中前打、続く須田(2年)の犠打で一死二塁のピンチを背負うと6番・小島(2年)に中前適時打を許して3点目を奪われた。

 試合後には「少しの甘さっていうのがその1点に出てしまった。最後まで(無失点で)投げきることができなくて本当にに悔しい」と猛省した。

 神村学園打線は、2点を追う4回の攻撃で1点差に迫るも、その後は3度の好機を逃した。指揮官は「守備からリズムをつくれなった。悔しい試合だったなと思います」と唇をかんだ。

 今秋のドラフト候補でもある龍頭は、今後の進路について「大学で4年間いろいろな選手とたくさんコミュニケーションを取って、自分に必要なことをしっかり入れて、4年間しっかり勝負してそこでプロ野球選手を目指したい」と大学進学の意向を示した。