ドジャースでメジャー2年目のシーズンを送る佐々木朗希投手(26)が着実にステップアップを続けている。
前回登板した7月30日(日本時間31日)のマリナーズ戦は6回途中2失点で5勝目(5敗)をマーク。3巡目との対戦に課題を残したものの、5回まで毎回の7奪三振の快投を見せて主導権を渡さなかった。
オープン戦から開幕後は制球難に苦しめられたが、当初のような試合を壊す投球は見る影もない。今季は19試合に先発し、昨季の10登板(先発8、救援2)を合わせてメジャー通算29登板。この登板数での各成績は実は昨季限りで現役を引退した223勝左腕、クレイトン・カーショー氏(38)と驚くほど酷似していると米メディア「ドジャース・ネーション」が31日(同1日)に伝えた。
カーショー氏が2009年に29登板に達した時点で通算のイニング数は「145回2/3」で自責は「73」。防御率は「4・51」で被安打は「140」、さらにWHIPは「1・460」で奪三振は「139」だったという。一方の佐々木は「135回1/3」「自責69」「防御率4・46」「被安打120」「WHIP1・337」「129奪三振」となっている。
確かに図ったかのように成績はほぼ一致。さらに、今季の佐々木は剛速球とフォークボールを軸にしながら、長いイニングを投げられるようにスライダーも持ち球に加えた。これもカーショー氏の2年目と同じだといい、当時のトーリ監督から「カーブをストライクゾーンに決められないなら、3つ目の球種を覚えなきゃな」と言われ、その日からスライダーの練習を始め、次の登板から使い始めたという。
カーショー氏は「それがきっかけで、そこから調子が上がったんだ」とも振り返っており、くしくも佐々木とまったく同じような軌跡をたどってレジェンドの域にまで到達した。となれば、佐々木がメジャーを代表する投手に成り上がる可能性もある。
同メディアは「木曜日の夜、佐々木は90球のうち20球でスライダーを投げた。これが佐々木にとっての転機となるだろうか? それは時がたてば分かるだろう。しかし、彼がカーショーのキャリアの足跡をたどるなら、MLBの他球団は警戒すべきだろう。ドジャースのローテーションに新たなエースが加わるかもしれない」。剛腕の今後の活躍からますます目が離せなくなりそうだ。












