ヤクルト・高梨裕稔投手(35)が19日のDeNA戦(横浜)に先発し、5回93球を投げて5安打1失点の好投。勝ち投手の権利を持って降板したが、その後にリリーフ陣が逆転を許し、チームは3―5で敗れた。

 右腕は初回を三者三振に仕留める圧巻の立ち上がりを披露するも、2回に二死一、二塁から古市の適時左前打を許し1点を失った。それでも3、4回は走者を背負いながらも要所を締めて無失点。5回は先頭・蝦名に中前打を浴びたが、後続の牧を二飛、筒香を併殺に仕留めて最少失点で試合をつくった。

 試合後「なんとか粘ってっていうところはできた。(一軍に)上がってきてから5イニングしか投げていない。中継ぎに負担かけてますし、1イニング2イニング多く投げたいですけど、最低限はできたかなと思います」と振り返った。

 5回にはバットでもチームに貢献。高梨は左前打を放って出塁すると、打線がつながり岩田の適時二塁打で生還した。「今年で打席に立つの最後ですし、なんとか9人目の野手として点に絡んでいきたいなっていう思いもある。結果的に点につながってよかったです」と笑顔を浮かべた。