〝虎キラー〟ぶりをまたも発揮した。広島・栗林良吏投手(30)が19日の阪神戦(甲子園)で7回2/3を7安打1失点と好投し、7勝目(6敗)を挙げた。6奪三振、1四球で113球を投げ、防御率を2・61とした。

 初回は味方が佐藤啓の5号先頭打者アーチで先制した直後、近本、中野の連打などで一死二、三塁とされ、佐藤の左犠飛で同点とされた。それでも2回以降は立て直した。

 2―1の5回には先頭・熊谷の二塁打と坂本の犠打で一死三塁のピンチを背負ったが、代打・高寺を空振り三振、近本を左飛に仕留めた。6回は三者凡退。7回には大山の左前打と代打・前川への四球で二死一、二塁とされたが、代打・豊田をフォークで空振り三振に仕留め、ガッツポーズを見せた。

 5―1の8回もマウンドへ。近本、中野の連打で無死一、二塁とされたが、森下を併殺打に仕留め、二死二塁としたところで降板した。

 阪神との好相性は、この日も変わらなかった。試合前まで今季の阪神戦は4試合で2勝1敗、防御率0・87。5月15日の甲子園では1安打完封勝利を挙げていた。

 栗林は「初回に点を取ってもらってすぐに追いつかれた。次は絶対に追いつかれないと思って投げていた。その気持ちがバッターを抑えられたかなと思います」と振り返った。

 打線も4回に坂倉の中犠飛で勝ち越し、6回に佐々木が適時打。8回には坂倉の2点適時打で突き放し、5―1で勝利。栗林の力投でチームは連敗を2で止めた。