阪神は24日の巨人戦(甲子園)に2―4で敗北。首位攻防戦初戦を落とし、同率首位に並ばれた。
2―2の同点で迎えた延長10回。ベテラン左腕・岩崎が小浜の2ランを浴びて勝ち越しを許した。直後の攻撃では二死一塁からドラフト1位ルーキー・立石正広内野手(22)が打席に立ったが、最後は見逃し三振。反撃は及ばず、悔しい敗戦となった。
藤川球児監督(46)も「もう少し束になって戦っていく攻撃が必要かなと思う。またあしたからチーム一つとなってやっていきたいですね」と唇をかんだ。
この日は悔しい結果に終わったルーキーだが、その目に焼き付いているのが主砲・佐藤輝明内野手(27)の闘志あふれるプレーだ。
前回の広島3連戦(マツダ)では17日に前川が死球で右肩甲骨を骨折。そんな中で迎えた18日、佐藤はハーンの内角球に思わずいらだった。続く19日にはそんな助っ人左腕から適時打を放ち、雄たけびを上げて喜びを爆発。
続く大山への死球では両軍が飛び出す中、普段は冷静な佐藤も感情をむき出しにし、ベンチへ引き揚げる際にはスタンドへ向かって両手を突き上げ、虎党の大歓声を浴びた。
勝負への執念を前面に押し出しながら結果を残す虎の背番号8の姿は、ルーキーの胸にも深く刻まれた。「やっぱりカッコいいなと思いました。広島戦のテルさんもそうですが、ここぞという場面で打つ。森下さんも決めてほしい時にサヨナラを打ったり。自分も打ちたいなって思いました」と気持ちを高ぶらせる。
約1か月間、二軍で過ごした期間には打席でのアプローチも見つめ直した。「自分の得意不得意の投手がわかってきましたし、しっかり狙い球を絞って決め打ちして打つことを意識するようになりました」と手応えも口にする。
時には闘志をむき出しにし、試合の流れを引き寄せるスター選手へ。頼れる先輩の背中を追いながら、ドラ1ルーキーも一軍の舞台で存在感を示していく。












