阪神は23日に甲子園で投手指名練習を行い、才木、村上、高橋ら先発陣が汗を流した。

 前半戦最後の首位攻防戦は〝G倒ローテ〟を敷く。24日の初戦は才木、25日は伊原、26日は村上で2位・巨人を迎え撃つ。

 2戦目を任された伊原はこの日、ブルペン投球やランメニューで調整。「チームが勝つために自分のできることを一生懸命頑張りたいです」と言葉に力を込めた。

 5月中旬に腰部の張りで戦線を離脱し、約3か月のリハビリも経験した左腕。前半戦最終戦に向けて「一番はチームに貢献できていなかったという思いが強いです。離れていた期間で得られたものもありましたけど、戦力になれていなかったというのが一番なので。1球でも、1アウトでも、1イニングでも多くチームに貢献できるように頑張りたいです」と意気込んだ。

 警戒するのは、一発だけではないG打線の総合力だ。「一発が出れば勢いに乗りますし、走者をためると大量点につながる。カットできる打者やバントができる打者など、いろいろなタイプがそろっている」と分析。先頭打者を抑えることや無駄な四球を与えないことをポイントに挙げた。

 中でもダルベックは、阪神戦で打率3割5分4厘、5本塁打をマークする〝虎キラー〟。それでも「誰か一人というより、打線の中の一人という感覚です。ただ、長打を打てるのは魅力だと思いますし、そういう打者をしっかり抑えることが大量失点を防ぐことにつながる。そこは大事にしたいです」と特別視することなく真っ向勝負で挑む構えだ。

 ケガから復帰を果たした左腕は目の前のアウトをつずつ積み重ねていく。