阪神は20日に予定されていたDeNA戦(横浜)が降雨のため中止に。藤川球児監督(45)は「元気にあした試合をするだけ。仕方がないというか自然のことですから。対戦相手も同じことですしね」と梅雨時の空模様を淡々と受けとめた。

 この日先発予定だった伊藤将はスライドさせずに登板をスキップ。翌21日のカード第2戦(同)には高橋を予定通りマウンドへ送り込む。今季ここまで10試合に先発登板し8勝0敗、防御率1・07と圧倒的な数字をマークしている無双左腕で敵地勝ち越しを狙う構えだ。

 一方のDeNAもこの日に登板予定だったエース・東をスライドさせず、翌21日の同戦ではソフトバンクから新加入した尾形を先発に立て、虎退治に挑む。今春に正捕手・山本とのトレードで入団した右腕は最速159キロの剛速球が武器。阪神は〝パ・リーグ型〟のパワーピッチャーの攻略に手を焼き、交流戦では6勝12敗の9位と大苦戦していただけに、相川監督としても「対ハルト決戦兵器」として尾形に期待をかける。

「チームの戦略としての選択。強い球ってのはどの打者にとっても一番嫌なので。いないですよね。150後半の先発ってのは」と不敵に笑った。