米国版「球界の盟主の座」が交代する日も近い――。フォーブス紙が1998年以来行っているMLB球団の資産価値調査によると、調査開始以来トップの座を走ってきたヤンキースは今年も推定85億ドルで首位の座を維持した。

 大谷翔平投手(31)らを筆頭に多くのスター選手を揃え、ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースは2位の78億ドルと評価。同紙は「ヤンキースはここ数年で初めてトップの座を本格的に脅かされている。昨年の両球団の資産価値は14億ドルだったが、今や7億ドルと〝半減〟。フィールド上では既に王者であるドジャースは、財務面でもヤンキースを追い抜こうとしている」と論じている。

 同紙の調査によると、ドジャースの年間収益は推定8億5000万ドル。ヤンキースの7億1000万ドルを既に上回っているとのこと。「2年前に日本のスーパースター・大谷を獲得したことで、スポンサー収入も別格の水準に押し上げられた。一方でドジャースが抱える10億ドル規模の繰延給与が評価額を多少押し下げる可能性もあるが、複数の金融関係者は、今後数年の収益成長によりヤンキースを上回る可能性もあるとみている」と分析した。