昨オフに楽天から移籍した巨人の則本昂大投手(35)が22日のオープン戦・中日戦(北谷)に先発し、2回をパーフェクト投球。登板前には内海哲也投手コーチ(43)に「しばいてほしい」と頼み、〝闘魂注入〟を受けてマウンドに上がっていたことも明かした。
巨人のユニホームでは初の対外試合に臨んだ右腕は、初回先頭の岡林を1球で遊飛に打ち取ると続く田中、上林を連続三振。2回も危なげなく三者凡退に仕留め、20球で無安打、2奪三振と見事な内容を披露した。
登板後は「ホッとした」と安堵の表情。「理想というわけではないけど、疲れもある中で考えれば合格点」と振り返った。一方で、試合前は「新天地というのもあるし、自分の状態を上げる中で、結果を求めるという相反する状況での投球」と久々の緊張感があったという。それをほぐすため、登板前に内海コーチへ「しばいてほしい」と直訴。両手で頬を挟むような形でビンタを受け、気合を入れてもらった。
舞台裏を聞かれた内海コーチは、「暴力沙汰になってないないですか?」と冗談めかしつつ「やりたくないとは言ったんですけど、『やってください』ということだったので、軽ーくやらせていただきました」と明かした。
それでも、14年目を迎えたベテランが緊張に向き合った姿には「そっちの方が僕はいいと思いますし、集中できると思う。僕もそういうタイプだった」と評価。「自分らしいピッチングができたんで、よかったと思います。本当に楽しみですね。若い先発ピッチャーも、この結果を見て切磋琢磨してほしいですね」と期待を込めた。












