阪神は22日に行われたヤクルトとのオープン戦(浦添)に12―1で圧勝。昨季のリーグ王者として圧倒的な勝負強さを見せつけた。

 先発・村上は2回を無安打無失点にまとめ、虎のエースとして存在感を示した。3番手・大竹も具志川での調整を経て2回3安打3奪三振の快投。直球を軸に緩いチェンジアップを投じるなど持ち味を存分に発揮した。

 藤川球児監督(45)は「健康であれば。昨日同様に沖縄最後の登板になると思いますから。あと3日、順調に回復して関西に戻ることに努めてもらえれば。両脇締めて顎引いてまた鍛錬を積むと」と多くは語らなかったが、満足げな表情を浮かべた。

 また主力の佐藤、森下、坂本がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出され、不在となっている中で野手陣も20安打12得点と大暴れ。前川が右翼への特大本塁打を含む3安打を放つと、遊撃の定位置を狙う小幡も3安打3打点と猛アピールだった。

 それでも指揮官は「チームの連携を深めていく期間ですから」と言い切り、「選手はとにかく黙って自分の技術向上に取り組んでいくことに尽きるんじゃないですかね」と冷静に振り返っていた。

 主力不在を感じさせぬ層の厚さを見せつけた猛虎軍。2リーグ制後初の連覇に向けて着実に歩みを進めている。