阪神・高橋遥人投手(30)が21日に中日とのオープン戦(北谷)に先発し、2回4安打1失点。それでも5奪三振を奪う快投でスタンドをどよめかせた。
初回は一死から鵜飼、上林、細川に対し140キロ後半の直球を軸に3連続空振り三振。さらには2回にも先頭・ボスラーをツーシームで空振り三振に切って取った。「しっかりストライク入ったのと、色々張ってきてる部分がある中でそれにしては投げれたというのが本音です」と振り返り、「まだまだ良くなってくるとは思うので自分の中の最大値はもっとあるのかなと思いますね」と前を見据えた。
左肘のトミージョン手術や、左肩関節鏡視下クリーニング手術などのリハビリの影響もあり、キャンプでのオープン戦登板は2020年以来。「試合感を味わえていいんじゃないですか。きょうもすごく試合は独特な感じでした」とうなずいた。
今季から中日の本拠地・バンテリンドームには外野テラス席「ホームランウィング」が設置される。投手にとっては〝不利〟に働く可能性もあるが、「特に変えることはないですね」とし「大きい当たりを打てるバッターは4、5年前から確実に増えているので低めとかコースを意識してやっていきたいです」と冷静に話した。
藤川球児監督(45)は「先発のきれいなマウンドにずっと立ってきている。まずはなれた環境でと思って高橋を最初に投げさせました」と先発起用の意図を説明。この日の投球については「非常によく見えました」と
たたえた。
5度の手術とリハビリを乗り越えてきた左腕が、今季は万全な状態で開幕に向かう。












