東京女子プロレスの荒井優希(27)が団体最高峰王座取りへ覚悟を見せた。

 1月10日の新宿大会でプリンセス・オブ・プリンセス王座の挑戦権をかけた6WAYマッチを制し、3月29日の両国国技館大会で現王者・渡辺未詩に挑戦することが決定。初めての前哨戦となった14日の後楽園大会で、荒井は芦田美歩と組み、渡辺&辰巳リカのタッグ「白昼夢」と対戦した。

 試合が始まると、荒井は渡辺とグラウンドの攻防を展開。両者は一歩も譲らず互角の戦いを見せた。

 試合時間が10分を過ぎても2人の勢いは止まらず。エプロンで打撃戦を繰り広げた末、荒井の奈落式フルネルソンバスターが炸裂。王者を場外に叩きつけて大ダメージを与え、辰巳にもビッグブーツを決めて狂気に満ちた表情を浮かべた。

渡辺未詩(上)のバックブリーカーに悶絶する荒井優希
渡辺未詩(上)のバックブリーカーに悶絶する荒井優希

 ところがリングに戻ると王者から強烈なエルボーを見舞われ、辰巳のツイスト・オブ・フェイトをくらい、場外へ排除されてしまう。最後は自軍の芦田が渡辺にティアドロップを浴びせられ、3カウントを献上した。

 試合後のリング上で渡辺からベルトを見せつけられると、荒井もにらみ返し引き上げた。バックステージでは「自分が未詩さんに挑戦するレベルまで来たっていうこと、しっかり伝えたくて今日勝ちたかったのに…負けてしまいました」と肩を落とした。

 昨年3月にアイドルグループ「SKE48」を卒業しプロレスに専念することを決断。2度目の団体最高峰王座挑戦の機会を自身でつかみ取ったからこそ、必ずものにしたい。王座戦が渡辺との初シングルとなるが荒井は「挑戦者とチャンピオンの立場として今日初めて向き合って、未詩さんの怖さを知った。でも、負けてないって思った。両国まで何度でも立ち向かっていきます」と決意を新たにした。