世代交代の波にあらがえるか―。12日、広島の名手・菊池涼介内野手(35)が恒例の静岡市での自主トレを公開。同僚の矢野雅哉(27)、佐藤啓介(24)、前川誠太(22)、阪神・熊谷敬宥(30)らとノックや打撃練習に汗を流し「出場機会も少しずつ徐々に減っている。やっぱり(試合に)出たいという気持ちを出しながら」とプロ15年目を見据えた。
キャンプ前の段階として、新井監督は今年、日本人では小園海斗()以外の定位置についての確約をしていない。菊池は昨季は出場113試合、二塁での先発は96試合にとどまった。球団として、昨季から推し進めた世代交代の波は、徐々に押し寄せていることを本人も実感している。その一方で、簡単にポジションを譲るつもりもない。菊池は「監督も(試合に出るには)『結果』だということなので。(試合に)出続けること。これだけですね」とし再度、出場機会増を目指すという。
今季はドラフト3位新人の即戦力二塁手・勝田成(22・近大)など、長年、守り続けてきた正二塁手の座を脅かす存在は、さらに増えた。これに対しても菊池は「負けないぞっていう気持ちもどっかに持っていないと、スイッチ切れちゃったらダメなんで」とキッパリ。二塁手では歴代最多10度のゴールデン・グラブ賞を獲得した名手は、再度、攻守に〝衰え知らず〟を披露し、改めて存在感を示すつもりだ。












