今年から新入りにも遠慮はなしだ。広島・新井貴浩監督(48)が10日、廿日市市の球団施設を訪れ、同所で行われている新人合同自主トレを視察した。9人の今季の新人たちは、7日に入寮し、自主トレとして動くのが、この日が2日目。練習の冒頭でそんなルーキーたちに訓示を述べた鯉将は「チャンスはあるので、そのチャンスを最終的に掴み取るのは、自分自身。1年目からどんどん奪いに来るように」とゲキをとばした。
今季の新人は育成含め9人中、8人が大卒、または独立リーグ出身。すでに高卒ルーキーと右ヒジ出術でリハビリ中心のキャンプとなるドラフト7位・髙木快大投手(中京大)を除く、全員を一軍キャンプに招集することを明言済み。「去年までの見方とは変わるのかなと。1年目だから、というのはなしに。どんどん競争の枠に入ってきてもらいたい」と、過去3年のキャンプとは、ルーキーにしての見方も変えることを宣言した。
来るキャンプでは〝ポテンシャル〟ではなく、要は力があるか否か―。新井監督は「もうみんな横一線のスタートで。そこはドラフト順位とか、育成(選手)とか、関係ない。いいものを見せてくれたら使う。完全にそれだけ」とキッパリだ。
昨季まで2年連続でBクラス、さらには選手の「世代交代」も至上命題となっている就任4年目。鯉将はこれまでは確実に介在した目に見えない〝忖度〟も完全に取っ払い、チーム内競争にさらに拍車をかけ、聖域なき世代交代を推し進める模様だ。












