〝健在〟は結果で証明する。広島・秋山翔吾外野手(37)が11日、静岡・下田市内の吉佐美運動公園・田牛サンドスキー場での自主トレを公開した。

 NPB、女子プロ野球総勢9選手で、打撃練習に砂浜での傾斜を使ったトレーニングなど約3時間、汗を流し「自分が長く、しっかりやるためには結果も必要だし、体力も必要」とプロ16年目に思いを馳せた。

 昨季は年間を通じ64試合、38安打と不本意な結果に終わっただけに巻き返しにむけ、綿密な計画でシーズン到来に備えている。その過程のなかで好感触を得ていたのが「下田に来てから手のマメが破けることがない」とバットスイングを支える手のひらの状態だ。

 昨季終了後から、バットの振り込みだけは欠かさず継続。手に〝オフ〟を作ることなく26年に備えた結果、例年ならキャンプ以降で起こる現象は、すでに〝前倒し〟して起こり、マメが破れた箇所はすでに皮膚が再生。厚みを増した手のひらの皮は、裏を返せば今後、さらにスイングを増やし追い込んだとしても、ストップをかける必要性のないコンディションにまで仕上がった証でもある。

 来るキャンプでは重点課題として、守備のレベルアップに腰を据えて取り組む予定。だからと言って、それ以外を疎かにするつもりはない。走・攻・守全てにおいて逆算して自主トレを行い、最低でも昨年以上の自分で再度、レギュラーに挑戦する。「色んなものの取り組みに後悔がないように」。鯉のベテランは用意周到に〝復権〟にむけての歩みを進めている。