全日本プロレス16日の群馬・高崎大会で安齊勇馬(26)が地元凱旋勝利を飾った。

 群馬県安中市出身の安齊は、この日のメインイベントでは宮原健斗、小藤将太と組み、綾部蓮&タロース&MUSASHIと6人タッグマッチで激突。地元の大歓声に迎え入れられたが、リング上で孤立してしまい、数的有利を作られる展開が続く。綾部に担がれたところにタロースのラリアートが決まる合体攻撃、さらにはMUSASHIのエストレージャフトゥーロ(フロッグスプラッシュ)で追い打ちをくらい、絶体絶命のピンチに陥る。

 しかし、カバーは小藤のカットが間に合ってカウント2。ここからコーナーに登ったMUSASHIをジャンピングニーで捕らえると、ジャーマンスープレックスで反撃ののろしを上げる。小藤のドロップキックのアシストも受け、ジャンピングニーを再びさく裂させ、粘るMUSASHIを最後はギムレットでマットに沈めた。

 試合後マイクを握った安齊は「高崎ー!!」と絶叫。2024年3月大会以来の凱旋に「地元で感じる興奮、熱気、歓声、めちゃくちゃ気持ちよかったです」と万感の思いだった。

 出身の安中市ではアンバサダーも務めている安齊は「どうにかして届きますよね、安中市の岩井(均)市長、今日の高崎の熱気すごかったですよ。ぜひ安中でも感じたくないですか。安中市アンバサダーとして、全日本プロレス安中市大会をよろしくお願いします」とお膝元での興行開催を願った。

 22日の後楽園ホール大会では、世界最強タッグ決定リーグ戦が開幕する。青柳優馬とのタッグで出陣する安齊は「俺と青柳さんが必ず優勝して、世界最強タッグの名のもとにここに帰ってきます。だからそれまで全日本プロレスのこと、俺だけを見ていてください。俺との約束です」と小指を立てて大会を締めていた。